Dell Inspironの電源が入らなくなったのは内蔵I/Oボードのコネクタ緩みだった

ラップトップPCの電源ボタンを押しても電源が入らなくなりサポートに有償修理を依頼しようかとも思いましたが、
内部を確認したところコネクタが緩んでいたのが原因でした。2回発生しているので再発時に備えてメモを残します。

症状

電源ボタンを押しても電源が入らずPCが起動しない。

ある日突然やって来たのですが、実は予兆はありました。

1. 本体右側のUSBポートを認識しなくなる。
2. 電源ボタンのLEDが時々点灯しなくなる。
3. 電源ボタンを押しても電源が入らなくなる。

1.2.をほっておいたら3に至ります。メインのPCが起動しなくなるのは焦りました。

要因

内蔵I/Oボードのコネクタが緩んでいました。カバーを開けてみるとコネクタが斜めになっていました。
このボードにUSBポート1個と電源ボタンが搭載されているので、接触が悪くなったピン毎に上記の症状が発生したと推測します。
左側が緩んだ状態です。右は修正後。

公式マニュアルより
このコネクタ

修理方法

1. ベースカバーを開ける
パームレスト裏のネジx3を緩める。このネジは緩めるだけ
7個のネジを取り外す。

公式マニュアルです。
ベースカバーの開け方 Removing the base cover

2. I/Oボードのコネクタを奥まで押し込む。

履歴

2年間で2回発生しています。
2017年2月:購入、使用開始
2018年4-6月:USBが使用できなくり、電源LEDが時々点灯しなくなる異変に気付く
2018年7月:起動しなくなる。コネクタ確認して復活
2019年2月:USB認識しなくなる、時々電源LEDが点灯しなくなる。
2019年3月:再度コネクタの緩みを確認したので対処して正常復帰。

不幸中の幸い

突然電源が入らなくなるのではなく徐々に症状が発生しますので、本体右のUSBポートが認識されなくなったり、電源LEDが付かなくなった時点で対処できます。

いや、そもそも緩まない様に工夫するべきですね。
それまではドライバ必携。

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