Wio LTE-MとBME280で台風通過時の気圧を測定してSORACOM Lagoonで可視化してみた

台風19号がやって来たので、コロッケは買わずに気圧センサーを買って気圧を測定しました。
ESP32やM5Stackで測定してWiFiからAmbientで可視化されている方も多いですが、ちょうどWio LTE-Mを使っていたのでSORACOMで完結させました。10/12 21時ごろの956hPaを底に気圧の低下と上昇を記録し、台風の通過が可視化されました。

気圧・温度・湿度センサー BME280

定番のヤツです。台風が来ると売れるみたいです。
BME280使用 温湿度・気圧センサモジュールキット[AE-BME280]

I2CまたはSPIで通信できます。今回はWio LTE-Mと接続するのでI2Cです。

プログラム

サンプルや事例はWebで豊富に見つかります。
こちらのBME280のライブラリとサンプルコードでセンサーの値を読み取り、
Seeed-Studio/Grove_BME280

Wioのサンプルsoracom-unified でSORACOMへ送信します。
WiKi Wio cell lib for Arduino

SORACOM Lagoon で可視化

SORACOM Unified Endpoint – Harvest – Lagoon でダッシュボードを作りグラフ化します。

参考

SORACOM Lagoon 設定メモ

SORACOM Lagoon でLTE-MボタンやAWS Greengrassからのデータを表示する展示会用のダッシュボードを作った

結果

台風の通過が可視化されました。我が家は21:00頃に通過して行ったようです。

台風19号は発生当初は中心気圧 900hPaと超強力でしたが昨夜の日本上陸時は 950hPa 程度と報道されていました。
センサーの測定結果956hPaとほぼ一致です。

10/12 9:50 993 hPa
10/12 20:55 956 hPa 最低値
10/13 8:54 1000 hPa

まとめ

今回は全日にBME280を買うことができて台風の気圧測定に間に合いました。
測定精度も高く、台風の接近から通過を把握することができました。
SORACOM Lagoonも手軽にダッシュボードが作成できるので、特に異なる種類のデータ(気圧・温度・湿度など)を1個のグラフにまとめられる点は見た目が良くて気に入っています。

気圧・温湿度計として常設するのも良いかも。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

four + 6 =