Greco RG-95 リッケン12弦ギターモデルのテールピースを交換しました

8月頃に気付いたのですが、しばらく触ってなかったグレコ12弦をギターケースから出したところ、いやービックリ。テールピースが破断してました。
金属疲労と思われますが、テールピースを引っ掛ける部分が見事に割れてます。

しばらく途方に暮れていたのですが、バンド仲間からヤフオクにRickenbackerのテールピースが出てると教えて頂きました。ただし左用モデル。
なによりリッケン12弦に左用があることが驚きです。

リッケンのコの字テールピースは、6弦側がテンションが緩くなるようにボールエンドの位置がブリッジから遠くなり、1弦側がボールエンドの位置がブリッジに近くなる斜めの形になっています。右用と左用では斜めの向きが違い、右用では向かって右上がり、左用では左上がりになります。

右用ギターに左用の左上がりではちょっと見た目のバランスに違和感があるので、入札を迷いました。

ギターが使えないのも困るので左用を入札することにしたのですが、写真でよく確認するとプレートは裏向けて使えそうに見えます。裏側の写真もアップされていたので、メッキが裏は荒い仕上げで少し見た目が悪くなりますが、リバーシブル(!)でいけそうです。

ダメ元で入札しました。ラッキーなことに落札出来ました。

手元に届くとプレートは予想通り裏面で使用できそうです。この週末やっと交換作業を行いました。

元のテールピースは本体にはネジ2本とストラップピンで固定されています。ネジを外せば簡単に取り外せます。
リッケンのテールピースはネジ4本なので適当な木ネジ2本追加しました。まずストラップピンで元の穴に合わせてテールピースを取り付けます。
ネジの位置は違うので2mmのピンバイスで下穴を開けて4本のネジで固定しました。プレートは引っ掛けるだけです。

元のグレコのテールピースは弦のボールエンドを引っ掛けるタイプです。リッケンのコの字テールピースは穴に通します。こっちの方が一度弦を通すと外れないので良いです。引っ掛けるタイプは弦を張るときにテンションをかけ続けていないと外れるので弦の交換時に手間がかかります。
しかもプレート裏側なので外れると再度引っ掛けるのがとても面倒。

12弦用の弦は手元に無いのと、せっかく復活させたのでしばらくは普通の6弦として使ってみようと思とりあえず6弦だけ張りました。

チューニングして無事作業完了。

コの字テールピース良いです。グレコのGマークのテールピースから本家のコの字になりより本物っぽくなりました。

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