持ち運び可能なNゲージ鉄道模型のデモ用ジオラマを作る

展示会やIoTLTで発表するデモ装置を作っています。まずはラズパイでNゲージの鉄道模型を動かしてみます。
が、その前に持ち運べるNゲージレイアウトのデモ用セットが欲しいとかねがね思っていました。

以前は、展示会では分割可能な台を作り、現地で線路を組み立てていたのですが、設営と撤収があまりに手間なので
前回IoTLTでは最小限のレールだけを持っていたりしました。


安定した運用と迅速な設営撤収のためにもアタッシュケースに納めて、ふたを開けるとすぐに使用できる形状が望ましいです。
そのためにもNゲージのレイアウトを小さくまとめる必要がありますが、通常のカーブだとそこそこ大きいサイズになるのでケースも限られる上、可搬性が犠牲になります。

そこで使ったのはTOMIXのミニカーブレール。走行可能な列車は車両の長さの短い機種に限られていますが、コンパクトにまとめることができます。
ミニカーブレールC177とC140を組合わせて、ミニ電動ポイントと少しだけ直線を入れることで320×460ぐらいのサイズに収まります。

これをアタッシュケースではなく、ギタリストならお馴染みのエフェクターケース(ボード)に納めました。ツールケースに使用されるアタッシュケースと異なり、蓋を完全に取り外すことができます。


その上にNDF板を角材で床上げして配線スペースを設けています。NDFにはフェルトを張って見た目をジオラマの草っぽさとしています。レールのクッションも兼ねています。

無事ベースができました。

これに制御系を追加して行きます。

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