ラズパイでIoT鉄道模型をつくってみる(3) 車載カメラ

ラズパイZeroで車載カメラを作り、Nゲージ鉄道模型に乗せてみました。
プラ板工作と小型のモバイルバッテリを使い3両編成で走行します。

構成

先頭車両: ラズパイ車

ラズパイZeroとPi Cameraを搭載します。
貨物車両のコンテナ車を台車として、1mm厚のプラ板でラズパイZeroとカメラを固定するフレームを作りました。
ラズパイZeroの幅約30mmで、詳細寸法は現物合わせです。



フレームは両面テープでコンテナ車に固定しています。

TOMIX JR貨車 コキ50000形

2両目: バッテリ車

車両に乗りそうなモバイルバッテリを使いました。
ラズパイZeroはこのバッテリで駆動します。

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これをケーブルタイで、コンテナ車に結び付けました。
手持ちの車両の関係で、こちらを使用しましたが、コンテナ車の方が出っ張りがあり、円柱状のバッテリを乗せやすいです。

TOMIX 国鉄貨車 チキ7000形

3両目: 機関車

ノーマルのNゲージ機関車です。走行はこの機関車が押します。通常のNゲージの使い方です。

諸問題

ラズパイZero WではなくラズパイZero

WiFi付きのZero Wで作成進めていたのですが、Cameraコネクタの接触が悪くしっかり締めようと力を入れたらバキッと壊れちゃいました。
仕方なく、手元にあったWiFiなしのZeroにWiFiドングルを接続して使用しています。
左側にエイリアンみたいに伸びているのは重量バランスをとるためです。

ラズパイZero Wで再作成したいです。

USBケーブルで電源接続

手元のUSBケーブルを使用したので、長さが余っておりラズパイ上に無理やり束ねています。
ラズパイの横にマイクロUSBコネクタがあるので、車両から大きくはみ出して重量バランスや見た目がよろしくないです。

GPIOからの給電に改造が必要です。たしかGPIO給電可能なはずですが要確認。

車載カメラの作り方と動画ストリーミング

手順はこちらの記事を参照ください。ラズパイZeroとPi Camera Module V2の構成にmjpg-streamerをインストールして動画をストリーミングします。
ラズパイZeroとPi cameraでLEGOトレインの車載カメラをつくる

走行と車載画像

とは言え、何とか形になりましたので、走行させます。

おお、なんかそれっぽいです。

おわりに

なんとかNゲージでラズパイによる車載カメラを実現できました。
あくまで試作品なので、もう少し完成度を高めたいと思っています。

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2019-03-12 ラズパイでIoT鉄道模型をつくってみる(2) 電動ポイントを切替える

“ラズパイでIoT鉄道模型をつくってみる(3) 車載カメラ” への4件の返信

  1. 車載カメラですか?今度はラズパイZero搭載で実現されたようで素晴らしいです。Nゲージの場合は、車体からはみ出る部分に課題が残ると思いますが、HOゲージ以上だと何ら問題はないと確信します。小生の最終目標も車載カメラでの走行実況中継だったのでまた楽しみが増えました。忙しくなりそうです。

    1. ゆうさん、コメントありがとうございます。おっしゃるとおりラズパイZeroは幅が3cmあるので、Nゲージの車体からはみ出てしまっています。HOゲージだと何とかなりそうですね。ラズパイでの動画ストリーミングは簡単なので、模型に乗せる工作を上手くやれば可能だと思います。

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