この前の台風通過時に気圧センサーとWio LTE M1/NB1(BG96)で気圧のモニタリングをしたのですが、データ通信が約50円/日となりました。
料金プランを確認するとWio 3Gとplan01s-LDVの組合せの場合とデータ通信料金が10倍違ったので、パケ死を防ぐためにもWio 3Gと比較してみました。
台風の気圧モニタリングの通信料金
先日の記事Wio LTE-MとBME280で台風通過時の気圧を測定してSORACOM Lagoonで可視化してみた にあるようにWio LTE M1/NB1(BG96)でデータ送信を行いました。
送信データ:30 Byte のJSON こんな感じです。
{"p":999.9,"t":25.1,"h":60.1}
データ通信料金
10/12: 168回送信 0.000488円/B x 98661B = 48.17円
10/13: 135回送信 0.000488円/B x 24891B = 12.15円
(10/13午後から1時間間隔に送信を減らしました。)
1日当たり約50円でした。
50円/日 = 1500円/月 !
短期間では50円/日はそれほど高額ではないのですが、月1500円はIoT的には気圧、温度、湿度のモニタリングとしてはちょっと高価な気がします。
そこで料金プランを確認してみました。
手元にはWio 3Gもあるので比較しました。
通信料金プラン
Wio 3G: plan01s – Low Data Volume
基本料金:0.4 USD / 月
データ通信料:0.5 USD/MB ~
Wio LTE M1/NB1(BG96): plan-KM1
基本料金:100円/月
データ通信料:0.5円/KB (512円/ MB)
この時点でデータ通信料金が10倍違うんですね。今まであまり意識していませんでした。
Wio 3GとWio LTE M1/NB1 データ送信比較テスト
どちらも同じサイズのデータを SORACOM FunnelからAWS IoT Coreへ送信して通信料金を比較してみました。
データサイズ: 175 byte の適当なJSON
{"key1":100, "key2":25.1, "key3":"hello world", ...... "key99":"goodbye"}
送信回数: 4回/日
結果
利用料金をSORACOMコンソールからCSVファイルでダウンロードして、1日分のデータ通信料金を確認しました。
Wio 3G: 約0.1円
Wio LTE M1/NB1: 約1円
10倍の違いがありました。これはplanの料金(0.5USD/MB と 512円/MB)を裏付ける結果となりました。
基本料金もそれぞれ 0.4USDと100円 なので倍半分違います。
Wio3G: plan01s-LDV
通信料金: 4.768E-078 x 1996 = 0.0009517 USD = 0.1 円
基本料金: 0.4USD = 約43円
WioLTE M1/NB1: plan-KM1
通信料金: 0.00048 x 1996 = 0.97 円 = 約 1円
基本料金: 100円
5分間隔の気圧データ送信を1か月続けた場合の試算
1回 30Byte を 12回/hr x 24hr = 288回/日
これを30日続けると 200円 vs 1600円 と当然大きな開きが出てきます。
このデータ量はLPWAやplan-KM1を選ぶ意味が無い本末転倒な結果となっていまいます。
Wio3G: plan01s-LDV
通信料金: 5円 x 30日 = 150 円
基本料金: 約50円
合計: 200円
WioLTE M1/NB1: plan-KM1
通信料金: 50円 x 30日 = 1500 円
基本料金: 100円
合計: 1600円
Wio 3Gのメリット
コスト的な話ですが、eSIMなので別途SIMを購入する費用が不要です。本体価格だけで済みます。
SIMを入れる手間も省け、作業ミスも防止できます。
Globalモデルなのでそのまま海外で使えます。以前韓国へ持って行って通信したことがあります。
Wio3G を海外に持って行ったらあっさり繋がって Soracom Funnel からAWSにデータアップロードできた。改めてその実力に驚く。 pic.twitter.com/TGetPKunEB
— 山添 知久(zoe)@IoT Engineer (@zoe6120) October 3, 2018
まとめ
Wio M1/NB1は少量データを1日に数回とかの頻度で使用する際には適していますが、少し送信データ量が増えると
IoTとは思えない結構な金額になるので、データ量が増えるのであれば Wio 3Gを選択することも有りかと思います。
データ料金がWio 3Gの10倍であることは、パケ死を防ぐためにもあらためて心に留めておこう。